ヴィヴィッドの記録

日々感じたこと、考えたことを記録してます

第四クォーター

2021年10月~12月の記録

 

見たもの

LITE Stay Close Session

 人を集めることが困難なここ最近。ライブハウスでライブなんてとんでもないということでなかなか生演奏が見られなかったバンドの一つ。インストだから演者の飛沫は飛ばないんですけど。

 このコロナウイルスの一連の騒動で様々な活動が制約されているなか、中々精力的に活動していて、その活動が集約されたような取りまとめのようなライブだった。フェスか?と思うくらいゲストが多いし。

 わたしの頭じゃ全く理解できない、リアルタイムオンラインの演奏がこのライブのハイライトだった気がする。沖縄に住む方がボーカルとして参加。レイテンシーなく、完璧な演奏を終えた瞬間、なんかすごい技術の進歩を見てしまった、という気持ちになった。

 嫌なことも多いこの2年だが、良いことも生まれているんだよなあ。

 

This is ACIDMAN

 ワンマンライブはいい。セトリが予想できないのはいい。そして1席空けて隣、じゃないライブはいい。来年は周年なので、できる限り足を運びたいがツアーもライブも何のお知らせもない。今のところ主催フェスだけだ。早くぎゅうぎゅうのライブハウスでめちゃくちゃになりたい。

 

NUMBERGIRL 我々は逆噴射である

 念願のナンバガ。知った時には解散していたため、再結成されても見るまでは存在を信じないと決めていた。

 存在した。

 空気を割いて、肉体を刺すようなギターの音。ギターの音を聞いた瞬間、本物だ〜!と思い、嬉しさのあまり泣いた。

 なぜこのバンドを好きになったのか、全然覚えていない。だが、よく聞いていた頃(高校生の頃)の見ていた風景がたくさん見えて、それが懐かしく、恥ずかしく、そしてその時抱いていたような焦燥感のようなものを想起させた。

 これぞ邦ロック。

 

聴いているもの

 邦ロックばっかり聴いてるな。仕方ない、洋楽はロックが下火なんだもの。



雑記

働く

 思いつきで転職活動をしている。9月くらいに今まで以上に自暴自棄な思考になったため、このままこの会社にいたらいつか自分の案件を燃やす(炎上という意味ではなく放火という意味だ)と思い、慌てて転職サイトに登録した。転職サイトに登録したつもりが何故か転職エージェントサービスに登録されていて、書類を作らされ、面談をし、求人が送られてこられ、申し込めと圧力をかけられている。

『今までやってきた仕事のやりがい、ってなんでしたか?』

『これは大変だったけど、良かったな、ということありましたか?』

『これからどういうキャリアを積みたいですか?』

『どんな仕事をしたいですか?』

『どうして転職したいのですか?』

 全部に答えられない、私。放火しそうで、転職した方がいいと思って、なんて言えない。そもそも、やりがいってどういうことを示すんですか、なんて言えない。毎日会社に行くのが、同じ人と顔を合わすのが大変です。お給料を貰えた時、良かったなって思います。

 こんな私を雇い続けているいまの会社にいた方が安泰なのではないか、私の大好きな自由な時間は確保出来ているし、有給取得できてるし、いやでも火を放ちそうだからな、という思考をずーっとループさせている。

 本当だったら自分のやりたいことを仕事にしたほうが幸せだ。だって毎日おおよその時間は働いているし。そんなこと分かっている。就職活動をしていた大学生の頃から、大学受験をしていた頃から何も変わっていない。わたしはわたしの好きなものを嫌いに、嫌になるのが恐ろしい。だから一定の距離を取り、愛でている。このまま一生そうだろうと、少し諦めている。