ソウルメイトにまだ完結してないよね?!と言われていま微かな記憶を掘り起こしながら書いています。
【朝飯、朝の散歩】
起床、足だるすぎ。今日はオーストリア入りする日。
身支度を整え、朝食会場へ。朝食は宿から徒歩数分のレストラン。


めちゃ美味しい、バター的なチーズ的なホイップ的なやつにまた出会えた!!うれしすぎ。ヨーグルト美味すぎ。あと、ふちが茶色のチーズが美味しすぎた。ミルキーで少し甘い、けどちょいスモーク。乳製品が美味しい国、最高だな。


まだ出発時間まで時間があるため、散策。前日少し散歩してきれいで気に入った、お城の庭園へ向かう。


以下、チェスキークルムロフ城の庭園?の写真。紅葉がきれいで癒された。







朝、犬たちが散歩していて最高だった。しかもでかい犬が多い。でかい犬飼いたい。そんな経済力と広い家がない。


荷物をまとめたあと、コーヒーが飲みたくて、評判のよいカフェへ。テラス席の川がよく見える席に通してくれた。うれしい。ブレンドコーヒーを頼みたかったが、どれだか分からなかったからラテにした。優雅すぎる~~。しかし、朝食を食べたのと乳製品を摂取したため、腹痛。Google翻訳でお手洗い貸してください、を調べて店員さんに言って事なきを得た。

【ハルシュタットに行くぞ、ユーロの洗礼】
チェスキークルムロフからハルシュタットへの移動だが、Google調べによると電車は難しそう、検索すると1社のバス会社のみヒットした。事前にメールで問い合わせ、なんとホテルまで迎えに来てくれるという。バス会社名はBean Shuttle ちなみにCK Shuttleでもあるっぽい。意味がわからん。チェスキークルムロフからハルシュタットまで所要時間は3時間、990CZK(当時のレートで7000円弱)。予約時に泊まるはずだったホテルを日本出発少し前に変更したが、これもメール一本でお迎え場所を変更してくれた。
ハルシュタットからチェスキー・クルムロフまで | Bean Shuttle - シャトルバス チェスキー・クルムロフ
ホテルの前で待っていると現れたのは黒いバン。運転手のお兄さんは丁寧で紳士的で俳優のジェレミーレナに少し似ていた(西洋人の顔が覚えられない私の印象だから怪しい)。「あなた以外の予約が1家族入っていて、3人だから、もし良ければ助手席へどうぞ」と言われて、助手席に座る。少し離れた場所でその家族(たぶん中国の方)をピックアップ。仲良し家族で離れて座ってよかった~と思った。紳士的な運転でずんずん走っていく。高速道路にはひろ~~い大地が広がっていて、内陸!!と思った。高い建物どころか住宅も全然なくて、広大で平坦な土地だな、としみじみ思う。途中でチェコからオーストリアに入る。県境のように国を超える。島国育ちには違和感がすごい。たぶん道路標識の言葉も変わっているのだと思うが、見分けはつかない。運転手の方、黙々と運転してくれて助かる。英語が全くわからないから、話しかけられても困るし。こういう時少し寂しいが、良しとする。高速を1.5時間くらい走って、途中休憩のSAに寄る。お手洗いは有料だった。きれいでありがたい。コーヒーでも飲むか~と思って、カウンターを見ると、チェココルナからユーロに変わっていた。そしてバカ高い!!SAだから少し高いとはいえ、1,000円くらいするぞ?!小腹も空いていたのでお菓子やパンを見る。高い!!え!!この物価で私過ごすんですか?!と叫びたくなる。お土産、全部チェコで買えばよかった・・・と後悔。心の中で日本政府に悪態を吐いて、水だけ買って車へ戻った。
あと1時間少しくらいで着くと思います、と言われて、また高速を走る。一般道に降りると、山の稜線が見えるようになった。稜線と、家々とガソリンスタンド、スーパー、を見ていると、自分が長野県や山梨県あたりにいるような気持ちになってくる。山にどんどん近付いて、家が少なくなると、山の麓に湖が広がる道に。もうこの時点で美しい。感動して、動画を撮る。しかもめっちゃ晴れてて嬉しい。
目的地到着。到着前に、運転手の方が何かアナウンスしてくれていたんだけど、全然意味が分からなくて、ぼーっとしていたら、同乗の方に、あなたの目的地だよ、降りて大丈夫だよ、的なことを言われた。たぶん同乗の家族はこの先まで乗るから、先に降りて、という話だった模様。バカ重いバックパックを背負うお手伝いも運転手の方はしてくれて、いい印象しかない。後日来た、評価してね的なメールには満点で返信した。
【念願のハルシュタット】
車を降りたものの、ここはどこ?状態。とりあえず目的地をホテルにして歩くと、すぐに湖。下調べで船に乗って、いわゆるハルシュタットの写真が撮れる場所に行けるということは分かっていて、勝手にこれから船に乗ると思っていたが、どうやらもう既に到着してるっぽい。
念願、である。
最愛のバンドの大好きな曲でこの土地の名前が出てきて、インターネットで調べて、写真を見て、なんでこれが「無常感漂う」?と疑問に思ったのが、高校生のとき。それから年を重ねて、海外旅行行くぞ!となった時にこの土地の名前が思い浮かんだのである。16歳の私は一人でこの場所にいることを全く想像していなかった。それなのに、一人でこの場所にいる。歌詞のたった一文で一人で言葉の通じない国に行く。オタクの行動力は想像以上だ。
ホテルにチェックインし、荷物を置いて散策。空気が澄んでいて、太陽の光が山肌に当たって、水面に当たって、キラキラしている。街の中に小さな教会、その前には映画なんかでよく見るタイプのお墓。お墓は湖畔が見えるところにあって、こんなところに埋葬されたら最高だろうな、と思った。観光地ではあるが、生活をしている人はいて、町のあちこちに「お静かに!」的な張り紙が張られていた。湖と山と教会が写真に納められるスポットにたどり着くと、そこは人だらけ。写真を撮っていると、日本人の男女を見つけたため、写真を撮ってもらった。日本語で喋れるのありがたい。





湖畔を見ながら、太陽の位置が動いて山の影が変わっていくのを見ながら、この数日間で一番達成感あるな~と思っていた。日本から近いから、遠いから、物価が高いから、安いから、安全だから、などで旅先は選ぶと思うし、ネットの評判で旅先は選びがちだけど、大変でも高くても、自分が行きたいと思った場所に行くのが一番いいんだろうな。
大学入学するまでは、ほぼほぼ地元の横浜から出ることもなく、学校生活と習い事ばかりして、家庭に金銭的余裕もなかったから、行きたい場所に行けなかったし、自分がやりたいとかほしいとかそういう欲望を素直に表出させることも難しかった。それが少しずつ変わって、自分で労働をし、奨学金という名の借金を返しながらだけど、自分が自由に使えるお金というものを手に入れた。そして、一生懸命調整して、自分の趣味や嗜好を周りの人にアピールして、無理やり休暇を取り、悪戦苦闘しながらも、昔から行ってみたかった遠い場所にいる。こんなに自己肯定感と自己効力感を上げる体験って他にないのでは?と思った。旅をして人生が変わったという人は嘘だと思うし、それくらいで人生は変えたくないけど、この経験をした前後の自分は少し違う気がしなくもない。そんなことをぼんやり考えながら歩く。日がだいぶ陰ってきて、お腹も空いたため、レストランを探す。


何件かレストランを覗き込むが、キャッシュオンリーが多すぎる!ユーロはあるが、そこまで多くは持っていない。足りるか足りないか微妙なところ。そしてチェコ物価に慣れた私には高すぎる。日本円換算はしたくない。ぼんやり歩いていると、ラストオーダーが終わっているお店が増えてくる。Googleの口コミがよさそうなレストランに向かっていると先ほど写真を撮ってもらった日本人男女が前を歩いていた。同じレストランに向かっているらしい。そして、到着したが、まさかの営業終了時間。まだ17時で、嘘だろ?!となっていたら、前の女性が「やる気出せよ!観光地だろ!」と言ってて少し笑ってしまった。穏やかそうな静かそうな見た目の方だったのに言葉遣いが荒くておもしろかった。
仕方がないのでホテルへ向かって、ホテルのレストランで食事。まだ時間が早かったので、予約はしていないが、入れた。というか貸し切りだった。
頼んだものはビールとデカ薄カツレツ(シュニッツェル)。



この「シュニッツェル」、ガイドブックで見たときは絶対こんなもの食べきれないし、途中胸焼けして最悪な気持ちになる!と思っていた。が、百聞は一見に如かず。サクサク、触感軽く、肉も脂少な目でさっぱりしている。ちなみに肉は何種類かから選べる。確か、仔牛・豚・鶏肉・ターキーだった気がする。鶏肉とターキーが違う欄にあるのが、文化の違い!って感じで覚えている。バカデカだったが、すんなり食べられた。スパイスが結構効いていて、ビールに合う。料理を持ってきた店員さんが日本語で話しかけてくれた。日本語をお勉強中だとか。オーストリアに入ってから塩対応の店員さんしか当たっていなかったため、嬉しかった。さすが高級ホテルである。
お腹がいっぱいになったので早めにお部屋に。ちなみにレストランの飲食代は怖くてチラ見しかしなかった。これから帰国までの数日間、すべての値段は薄目でしか見ないことを誓う。
【本日のお宿】
Hallstatt Austria: hotel, holidays & travel - Heritage.Hotel Hallstatt


広い!コーヒーメーカーとチョコが置いてある!風呂広い!Netflix見れる!最高!
ちなみに一泊26,520円也。ハルシュタットはホテルが少なめなので、観光シーズンは早めに取らないとどんどん金額があがる。二万円台で湖畔が見える通常のホテル(ペンションやドミトリー以外の)が取れたのは良かったと思う。少し経ったら余裕で三万円を超えていた。
シャワールームは昨晩と同じくどうやったら濡れないのか分からん構造。お風呂が広くてお湯を張ってまったり。最高。アメニティはロクシタンだった。最高。なお風呂から上がったところはびっしゃびしゃ。

真っ暗になってから窓を開けて夜空を見上げてみたりしたけど、曇っていて星は見えなかった。残念。


部屋からの眺め。最高。


【本日の部屋飲み】
チェコで買った「Kozel」
軽くて食中酒にはもってこい。炭酸がキツくなくてそれもまたよい。ヤギ?がかわいい。
時々窓を開けて、外の風を感じながら飲んだ。

【この日の日記】
ハルシュタット。ネットで見ていた光景がある。自力でここまで来れた事に感動した。自己肯定感爆上がり。観光客だらけで、物価高いし、カード使えないし、大変だけど、景色は美しい。
ホテルのレストランで日本語であいさつしてくれてうれしい。
湖側の部屋でうれしかった。
星は見えなかった。




































































































































