ヴィヴィッドの記録

日々感じたこと、考えたことを記録してます

2022年上半期の記録

あっという間に半年が経過してしまった。

色々あったような、何もなかったような日々。振り返ることができる幸せを噛み締める。

 

聞いていた音楽たち

 

宇多田ヒカルのPINK BLOODが好きすぎてずーっと聞いていた。私も王座になんて座ってらんねえ、って言いたい。周りの声や自分で自分を批判する内の声に振り回される時に聴くとシャンとする。自己肯定感がめちゃめちゃ高いので振り回される頻度が低いけど。



お勉強の話

 2月の後半から6月頭までヨガのお勉強をしていた。RYT-200という全米ヨガアライアンスのヨガインストラクター養成講座に参加していた。平日はフルタイムで仕事が入っているため土日に9〜11時間くらい。

 不思議なことだが、講座を開催しているスタジオごとに内容に特色・特徴があり、スタジオ選びでだいぶ迷ってしまい、スタートが遅くなり、会社で受けろと言われた国家試験の試験日とRYT-200の試験日が1週間ズレという恐ろしいことになってしまった。(国家試験のほうは惨敗である)

 きちんと自分の意志でお勉強をしたのは大学卒業以来はじめてかもしれない。知識を頭に入れること(それを意識的に行うこと)ってとてもエネルギーを使うことなんだ、と気が付いた。そりゃ学生時代いつでもお腹すいているわけだ。

 最終の試験が終って、一か月くらい経って、勉強はずっと続けていかないとダメだな、とじんわりと感じ始めている。一生懸命頭に入れた知識が耳の穴から流れ出て行っているような感覚。アップデートをし続けなければならないな、と思っている。

  200時間ではまだまだ序の口の序の口だから、取り上げられなかったことや深めたいことを少しずつ掘り下げていきたい。

 お勉強って楽しい。そういえば、大学生の事は授業出るのが好きだった。時々寝てたし、サボってたけど。興味のあることを勉強することは苦に全くならない。

 

アイドルの話

 驚天動地、晴天の霹靂、寝耳に水、30才を越えてはじめてアイドルにハマってしまった。恐らく去年末からじわりじわりとハマり始め、年始早々にCDやDVDを妹と揃えてしまい、半年たってもまだちゃんとハマっている。テレビを見る時間がめちゃめちゃ増えた。ビッグコンテンツにハマるとこんなに供給があるのか、と関心している。

 そもそもオタク気質の私、いろんな物・人・グループ・創作物にハマることがあるのだが、今まではメジャー、地上波に乗るものにそこまでハマってこなかった。ところが、急に超巨大コンテンツにハマってしまい、その供給量、露出量に完全に飲み込まれている。あとCDとかDVDが安くてびっくりする。

 ハマったきっかけはこちら。


www.youtube.com

 このDVDめちゃめちゃ見てる。何がいいって、キラキラし過ぎてない、ギラギラしていて、強そうなのがいい。あと仲いいグループのどうでもいい、意味の分からない会話を強制的に聞かされるのが好き。ライブ?コンサート?にも行ってみたいが、推しバンドが多すぎるためそこまでの余裕は無い。だからロックフェスに出てほしい。一石五鳥くらいの可能性がある。

 はじめてアイドルを好きになって考えているのが、アイドル(=偶像。だけど生身の人間)とそれを消費するような行動を取ってしまうこと、そしてその消費行動について自覚的であることについて。これはまだ語れるほどの言葉は持っていないが、なんだか引っかかるところである。大好きなバンドは沢山いるが、アイドルに接してはじめてその人間なのかコンテンツなのか分からないがそれを「消費」している気持ちになった。(せっかくハマったんだから考えたい問題は沢山ある。この事務所の話とか、前社長の話とか、ジェンダーロールの話とか、ホモソっぽい話とか)



ライブの話

 3月から7月頭まで一番好きなバンド(もう何回も書いてますが、ACIDMANです)がアルバムリリースツアーを行っていた。最初は本当に全公演行えるのか不安に思っていて、そのため近場の東京しかチケットを取っていなかったが、結果全公演行えて、私は遠征を3回もしてしまった。3月下旬の遠征のときはまだ感染に怯えていて、飛行機に乗る前にPCR検査をしてから会場へ向かった。会場には椅子があって、しかも結構余裕の配置で、なんというか空調が効きすぎるくらいガラガラで寂しい感じだったのだが、回を重ねるごとに状況はマシになって、中盤の東京ではオールスタンディングでそれなりに人数を入れて開催されていた。最終公演を迎えるくらいにだんだんと感染者数が増えてきたため、あまり良い言い方ではないが、タイミング良く終わった感じであった。

 他のバンドのライブにも行って、不安な思いをしたり、逆に対策やりすぎじゃない?と思ったりもしたが、そんなことより、ライブを体感するということは私が生きるなかで必要な要素になっている気がした。その場その場で起こること、起きていることをきちんと五感で味わって、楽しむ。これが普段の生活だけを続けていると難しい。五感を使わないで生きていると、今日も明日も明後日も昨日も一昨日もすべて一緒くたになってしまう。変化を自分でとらえることが出来なくなってしまう。いつの間にかに季節が変わったと思ってしまう。いつの間にかに自分が変わったと思ってしまう。本当は少しずつ、毎日変化しているのに、それに気付けなくなってしまう。それはなんだか寂しすぎると思う。どうせ生きているのだから、変化を変化として捉えられるような態勢で生きていたいと思う。

 なんにせよ早くぎゅうぎゅうでモッシュもダイブもシンガロングもあるようなライブを体感したい。ビールのにおい、誰かのにおい、自分の汗、誰かの汗、ステッカーがべたべた貼られた壁、混む女子トイレ、汗を吸い込んだ湿ったタオル、プラカップに入れられた600円のビール。

 今は今で快適だけど、少しでもその雰囲気を味わってしまったから恋しくてたまらない。



コロナに罹った話

 どこから感染したのか全く分からない(と言いつつその数日前に移動の多い出張をしていたのでそこかもしれないと思っている)が、新型コロナ感染症に罹った。確証はないが持病がぶり返してしまったので、ワクチンは2回目までしか接種していなかった。そのせいか分からないが、周りで罹っている人より症状が長く続いてしまった。もしくは普段から風邪もあまり引かないので打たれ弱いだけかもしれない。

 症状についてはそこまで酷くなかったが、これはキツイなと思ったのが、良くなってからも外に出られないことだ。実家暮らしで家族がいるため、まだ良かったが、一人だったらどんな心情だったのだろうか、と思う。保健所からの連絡はLINEのみ。そのLINEに応答しないと電話が掛かってくるか、それも自動音声。そんななかで10日間もどこにも出られない。元気になっても10日過ぎるまでは出られない。ニュースを見れば、毎日どこかで何かが起こっていて、会社のメールアドレス宛にメールがやってくる。自分の地表だけが数センチ凹んでいるような感覚。そんなことを想像した。

 

そんな感じの上半期。